早速本題
先週のABC237にて、順位455位、perf1860で、入青を達成しました。入水したのは昨年6月19日のようなので、入水時と同様、色変は半年以上ぶりということになります。
まだかなり水色とのボーダー上ですが、備忘録ということで。
入水したときから今までにやったこと
- 精進
- 現在1740ACなので、600問弱増えた。
- 灰、茶、緑、水はすべて埋めた。現在は青がだいたい8割弱程度。
- Streakはよく途絶えている。
- データ構造、アルゴリズムの学習 + ライブラリ整理
- コンテスト参加
こうやって見てみると、あまり特別なことはやっていない。
入水したときから学んだデータ構造・アルゴリズム
実は新規に学んだデータ構造・アルゴリズムもあんまりない。
データ構造
- 遅延セグメント木
- 任意のモノイドや演算を乗せるような高尚なことはできない。
- Fenwick木
- 別にセグ木で事足りるが、軽くて扱いがいいので気に入っている。
アルゴリズム
- DP
- 区間DPとか木DPとかは以前より扱えるようになった気がする。
- 確率DPや桁DP、文字列が絡むDPはいまだにかなり苦手。
- フロー
- Ford-Fullkerson。めったに使わないので、ライブラリにしたきり眠っている。
- 行列累乗
- フローと同じく、眠ったまま。
- ダブリング
- これもめったに使わない。ライブラリすら持っていない。
- 中国剰余定理、拡張ユークリッドの互除法
- ライブラリだけは一応持っている。気持ちがいまだによくわからない。
- Z-Algorithm
- 中国剰余定理に同じく、ライブラリを持っているだけ。しかもバグ持ち。
以前と変わったこと
- 精進を進めていくことで、発想の引き出しが増えたような気がする。
- 青diffくらいになると天才発想も増えるので、引き出しは特に増える。
- コンテスト中に椅子を温めるだけで終わることが減った。
- 一通りの基礎的なアルゴリズムを使えるようになると、発想次第で解けそうな高難易度問題が現れたとき、ちょっと冒険できるようになる。
以前と変わらないこと
- 破滅的な失敗があまりない。
- コンテストに出続けるとレートが実力相応に落ち着くので、多少の失敗が破滅につながらない。
- 下の色から順に埋めたので、超典型だけど知らない!という問題が減った。
- コンテスト本番のほうがパフォーマンスが出やすい。
- レートを賭けると自然と集中力は上がる。
- 単に精進のときに集中力が足りないだけかもしれない。
Ratedのすゝめ
余計なおせっかいだといわれるかもしれませんが…
たまに「実力が伴わないのに出ても意味がない…」などと言って、コンテストのRated参加を回避する人を見かけますが、はっきり言って無意味だと思います。
本当に実力がそのコンテストに見合わない程度の人なら、少しくらいこけてもむしろレートは上がることのほうが多いので、ボーナスチャンスだと思って出たほうが得です。
そうではなくて、レートが下がるのが怖くて回避しているだけなら、成長のチャンスを逃していると思います。
レートは実力についてくるものなので、レートが下がるというのは、自身の実力の足りていない部分を教えてくれるアラートに過ぎず、精進へのやる気を高めるものではあってもやる気を削ぐものではないと思います。
そして、いかにバチャコンでいい成績を残そうが、本番とは精神状態や集中力が違うので、そんなものは自身の実力を示す何の指標にもなりません。本当の意味で自身の実力を見つめ、成長に導くには、レートを賭けて本番に出るしかありません。そのチャンスをレート可愛さにビビってむざむざ逃すのは非常にもったいないことだと思います。
※あくまでも個人の感想です。
※Ratedコンに参加した上にバチャまでやる方は凄いです(私はそこまでやらない)
今後の目標
- 青安定、あわよくば来年は黄色コーダー
- 各種DPに強くなる
- 引き続きコンテストに出続ける
まとめ的な
よくTwitterとかで見かける青コーダーは天才な方ばかりなので、そういう方たちに少し近づけて非常に嬉しいです。今後も引き続いて精進を続けます。